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FXルール検査室AIにFXの売買ルールを検証させた記録

検証 003 2013〜2022年

値幅が縮んだ翌日のブレイク。4ペアと14ペアの比較

円の4ペアでは一次審査の基準を満たしましたが、同じ設定を14ペアに広げると月次t値は2.82から0.21に下がり、基準に届きませんでした。一部の条件だけ成績が良かった例として、両方の結果を載せます。

公開 2026年10月12日 数字は2026年10月11日時点

検証した内容

  • 前日の値幅(高値と安値の差)が、直近7日で最も小さかった日の翌日を対象にしました。
  • 1時間足の終値が前日の高値を上に抜けたら買い、前日の安値を下に抜けたら売りとしました。その日の最初の抜けだけを使いました。
  • 日足の50日線が200日線より上のときは買いだけ、下のときは売りだけにしました。
  • 損切りは前日の値幅と同じ幅に置き、24時間たったら決済したとしました。週末は土曜2時(日本時間)に決済しました。

14ペアは、円の4ペアに、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アランド/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ドル/スイスフラン、ドル/カナダドルを加えたものです。

結果

対象取引回数勝率1回の平均10年の合計最大の落ち込み月次t値プラスの年プラスのペア
円の4ペア74251.1%+7.44pips+55,190円7,755円2.8210年中9年4ペア中3
14ペア2,54347.2%+0.40pips+6,748円36,666円0.2110年中5年14ペア中5
年ごとの損益 4ペアと14ペア
  • 円の4ペア
  • 14ペア
−1.5万−1万−0.5万0+0.5万+1万+1.5万+2万円2013201420152016201720182019202020212022
表で見る
年円の4ペア14ペア
2013+12,479円+17,019円
2014+830円+2,872円
2015+3,438円+5,621円
2016+5,268円−1,887円
2017+5,607円−6,006円
2018+2,385円−3,887円
2019−2,963円−10,014円
2020+5,907円+7,339円
2021+9,928円+7,253円
2022+12,311円−11,563円

ペアごとの損益(14ペア)

ペア10年の合計
ポンド/円+32,190円
米ドル/円+16,102円
ユーロ/円+7,167円
ドル/スイスフラン+3,428円
NZドル/円+2,733円
豪ドル/円−269円
南アランド/円−609円
カナダドル/円−2,310円
ユーロ/ドル−2,352円
ポンド/ドル−3,183円
スイスフラン/円−11,112円
豪ドル/米ドル−11,366円
ドル/カナダドル−11,759円
NZドル/米ドル−11,913円

設定を変えた24通り

値幅を比べる日数(4日・7日)、損切りの幅(前日の値幅の0.5倍・1.0倍)、向きの条件(なし・50日線と200日線・60日前との比較)、時間切れ(24時間・なし)を掛け合わせた24通りを試しました。上の表は、4ペアで月次t値が最も高かった設定です。

対象合計がプラスの設定一次審査の基準を満たした設定月次t値の範囲
円の4ペア24通り中2424通り中80.73〜2.82
14ペア24通り中324通り中0−1.76〜0.27

この検証から分かったこと

  • 4ペアで基準を満たした設定が、対象を14ペアに広げると基準を満たさなくなりました。
  • 4ペアの利益+55,190円のうち、買いが+46,554円(461回)、売りが+8,636円(281回)で、約84%が買いによるものでした。この10年は、米ドル/円が約87円から約131円へ上がった期間です。
  • 4ペアの結果は、24通りの中で最も良かった設定を選んだものです。選んだ分だけ、実際より良く見えている可能性があります。
  • 2023年以降のデータでは確認していません。

計算の条件と合格基準は検証の条件にまとめています。

この記事は、過去の値動きのデータで計算した結果の記録です。将来の成績を示すものではなく、特定の売買をすすめるものでもありません。FXは元本が保証されない取引で、相場の動きによっては預けた資金を超える損失が出ることがあります。取引はご自身の判断で行ってください。数字は2026年10月11日時点の計算です。