簿記3級を独学で受けようと考えた時、まず迷うのが「何を使って勉強するか」です。この記事では、商工会議所の検定試験の公式ページで確かめた、サンプル問題、関連書籍のページ、本を選ぶ時に見たい所をまとめます。特定の本や講座をすすめる記事ではありません。

この記事のまとめ

  • 公式ページでは、3級のサンプル問題をダウンロードできます
  • 本を選ぶ時は、どの年度の「出題区分表」に合わせた本かを確かめます。2026年度の試験(2027年3月31日まで)には2022年度版の区分表、2027年度の試験からは新しい区分表が使われます
  • 2027年4月1日以降の3級は、配点が第1問45点・第2問25点・第3問30点に変わります(合計100点、合格基準は70点以上)
  • 独学か講座かで合格率をくらべた数は、確かめた公式ページにはありません

独学で受かるかは、数と自分の時間で考える

独学で受けた人と講座を使った人の合格率をくらべた数は、この記事で確かめた公式ページにはありません。公式の受験者データでは、3級のネット試験の合格率は2025年4月〜2026年3月で40.8%、統一試験は第172回(2026年2月22日)で33.6%でした。

独学で進めるかどうかは、使える時間と、教材を自分で選んで計画どおりに進められるかで考えると分かりやすくなります。時間の見積もり方は簿記3級の勉強時間は?にまとめています。

公式のサンプル問題

公式の「サンプル問題」のページでは、3級のサンプル問題をダウンロードできます。同じページには、有料の公認模擬試験サイトへのリンクもあります。

サンプル問題の著作権は日本商工会議所にあり、無断転載や無断営利利用は禁じられています。また、問題の内容についての問い合わせは受け付けていないと書かれています。

同じページには、企業が独自に作った模範解答・解説講義へのリンクもあります。公式ページには、これらは各企業・団体等が独自に作成したもので、商工会議所としての公式な情報ではないと書かれています。

本を選ぶ時に確かめたい所

出題区分表の年度

日本商工会議所は、出題の基礎的な指針として「商工会議所簿記検定試験出題区分表」を定めています。公式のお知らせによると、次のように使い分けられます。

受ける時期使われる区分表
2026年度の試験(2027年3月31日まで)2021年度に改定した2022年度版の区分表
2027年度の試験(2027年4月1日〜2028年3月31日)2027年度適用の区分表(2026年7月31日に確定版)

公式の「3級関連書籍」のページでも、本の題に「2025・2026年度出題区分表対応」のように、どの年度の区分表に合わせた本かが書かれているものがあります。自分が受ける時期の区分表に合った本かを確かめてから選ぶと安心です。

2027年度からの3級の配点

公式のお知らせ(2026年9月25日)によると、2027年4月1日以降に行う3級(ネット試験・統一試験・団体試験)の配点は次のとおりです。

問題配点
第1問45点
第2問25点
第3問30点

合計は100点で、合格基準は70点以上です。2027年3月31日までの受験には従来の配点が使われます。変わるのは3級だけです。2027年4月以降に受ける人は、新しい配点に合わせた練習ができる教材かも見ておきます。

使う順番の一つの例

  1. 公式の3級のページで、試験のレベルと形を知る
  2. 受ける時期の区分表に合った本で、範囲を一通り学ぶ
  3. 公式のサンプル問題を、時間を計って解く
  4. 間違えた所を本に戻って確かめる

運営メンバーと簿記3級

運営メンバーには日商簿記2級を持つ人がいますが、3級は受けずに2級から受けたため、3級の体験はありません。使った本の名前も覚えていないため書きません。この記事は、公式の資料で調べて書きました。

よくある疑問

Q. サンプル問題の答えは公式にありますか? A. 公式のサンプル問題のページには、企業が独自に作った模範解答・解説講義へのリンクがあります。これらは商工会議所としての公式な情報ではないと書かれています。

Q. 2027年に受ける予定です。今の本で大丈夫ですか? A. 2027年4月1日以降の試験には、2027年度適用の区分表が使われ、3級は配点も変わります。本がどの年度の区分表に合わせているかを確かめてください。

Q. 簿記の記事はほかにもありますか? A. 簿記の独学のページにまとめています。

確かめた公式の資料

確かめた日:2026年10月28日

試験の日程や決まりは変わることがあります。申し込みの前には、必ず公式のページで最新の内容を確かめてください。