基本情報技術者試験(FE)の科目Bは、プログラムを読む問題が中心の試験です。この記事では、情報処理推進機構(IPA)の試験要綱と、IPAが公開しているサンプル問題・公開問題で、科目Bの中身と勉強の順番の一例をまとめます。特定の問題集や講座をすすめる記事ではありません。

この記事のまとめ

  • 科目Bは100分・20問の多肢選択式で、評価は19問で行われます(残りの1問は今後出題する問題の評価に使われます)
  • 20問の内訳は、アルゴリズムとプログラミング分野16問、情報セキュリティ分野4問です
  • プログラムは、IPAが決めた書き方の擬似言語で出題されます
  • 科目Aと科目Bの評価点が、どちらも600点以上(1,000点満点)で合格です

科目Bの20問の中身

分野問の数試験要綱の出題範囲(抜粋)
アルゴリズムとプログラミング16問プログラミング全般、処理の基本要素、データ構造及びアルゴリズム、諸分野への適用
情報セキュリティ4問マルウェアからの保護、バックアップ、脆弱性管理、利用者アクセスの管理など

IPAの「科目Bのサンプル問題」は、アルゴリズムとプログラミングの分野を、①プログラムの基本要素、②データ構造及びアルゴリズム、③プログラミングの諸分野への適用、の3つに分けています。試験要綱の出題範囲では、データ構造及びアルゴリズムに再帰・スタック・キュー・木構造・連結リスト・整列などが、諸分野への適用に数理・データサイエンス・AIなどを題材にしたプログラムが挙がっています。

公式の問題で練習できる数

資料問の数中身
科目Bのサンプル問題6問問1〜5がプログラム(①〜③の印つき)、問6が情報セキュリティ
サンプル問題(20問)セット20問試験時間100分。問17〜20が会社の情報セキュリティの場面
令和8年度の公開問題6問問1〜5がプログラム、問6が会社の情報セキュリティの場面

公開問題のページには、令和5年度から令和8年度までの問題冊子・解答例が並んでいます。令和8年度の冊子には、実際の試験は20問で、そのうち6問を公開していると書かれています。

勉強の順番の一例

  1. 擬似言語の記述形式を読む(セットと公開問題の冊子の最初にあり、if・while・for、演算子の優先順位、配列の書き方が載っています)
  2. サンプル問題の問1〜5を、①→②→③の順に解く
  3. サンプル問題の問6とセットの問17〜20で、情報セキュリティの4問の形に慣れる
  4. セットの20問を、本番と同じ100分で通して解く
  5. 令和5〜8年度の公開問題で、まだ解いていない問題を足す

試験要綱の出題範囲には「処理の流れや変数の変化の想定」や「処理の誤りの特定(デバッグ)」も挙がっています。答えを選ぶだけでなく、変数の値を1行ずつ追う練習もしておくと安心です。

難しさと合格率は基本情報技術者試験の難易度と過去問に、情報セキュリティの分野を先に学ぶなら情報セキュリティマネジメント試験とは?にまとめています。

運営メンバーの例

運営メンバーには基本情報技術者を持つ人がいます。その運営メンバーは、情報系の資格の勉強を通して、仕事で出てくる言葉や全体の見取り図が分かるようになり、筋道を立てて考えるのに役立ったと話しています。勉強の期間や使った本は覚えていません。

確かめた公式の資料

確かめた日:2026年10月31日

試験の決まりは変わることがあります。受ける前には、必ず公式のページで最新の内容を確かめてください。