宅建のテキストを探すと、同じシリーズでも「○年版」と年の入った本が並んでいます。この記事では、宅建試験を行っている一般財団法人 不動産適正取引推進機構の公式ページで確かめられる決まりから、何年版を選ぶとよいかを考えます。特定の本や講座をすすめる記事ではありません。

この記事のまとめ

  • 出題の根拠となる法令は、試験を行う年度の4月1日現在に施行されているものです
  • 公式の過去問のページには、法改正により、今の法律と一致しない場合があると書かれています
  • そのため、受ける年度の法令に合わせた版の教材を選ぶと、答えの食い違いを減らせます
  • 試験の範囲(おおむね7つ)がそろっているか、50問・2時間の形に慣れる問題があるかも確かめます

何年版を選ぶか

公式の「宅建試験の概要」には、出題の根拠となる法令は、試験を行う年度の4月1日現在に施行されているものと書かれています。たとえば、令和9年度(2027年度)の試験を受けるなら、2027年4月1日現在の法令が出題の根拠になります。

法令は改正されることがあります。前の年の版の教材は、その後の改正が入っていない場合があるので、受ける年度に合わせた版かを、本の表紙や前書きで確かめてから選ぶと安心です。

古い過去問を使う時

公式の「宅建試験の問題及び正解番号表」のページでは、昭和63年度から令和7年度までの試験問題と正解番号表が公開されています。同じページには、法改正により、今の法律と一致しない場合があると書かれています。古い問題集や、古い年度の過去問を解く時は、答えが今の法令でも同じかを、受ける年度の版の教材で確かめてください。

範囲がそろっているか

公式の「宅建試験の概要」では、試験の内容はおおむね次の7つです。

  1. 土地と建物の形質・構造・種別など
  2. 権利と権利の変動に関する法令
  3. 法令上の制限
  4. 税に関する法令
  5. 需給に関する法令と実務
  6. 価格の評定
  7. 宅地建物取引業法と関係法令

教材を選ぶ時は、この7つがそろっているかを目次で確かめます。登録講習修了者は、このうち1と5が免除になり、45問で受けます。

形に慣れる問題があるか

試験は50問・四肢択一式の筆記試験(マークシート)で、時間は2時間です。本番と同じ形で時間を計って解ける問題がある教材だと、時間の配分を試験の前に確かめられます。公式の過去問については宅建の過去問は何年分ある?にまとめています。

運営メンバーと宅建

この記事は、運営メンバーの体験ではなく、公式の資料で調べて書きました。

よくある疑問

Q. 去年の版のテキストでも大丈夫ですか? A. 出題の根拠となる法令は、試験を行う年度の4月1日現在のものです。去年の版の教材は、その後の法改正が入っていない場合があるので、受ける年度に合わせた版かを確かめてください。

Q. どの出版社の本がいいですか? A. このサイトでは、特定の本の名前はすすめていません。受ける年度の法令に合っているか、範囲がそろっているか、時間を計って解ける問題があるかで選ぶと分かりやすくなります。

Q. 勉強の計画はどう立てればいいですか? A. 試験日から逆算する方法を宅建の勉強時間は?にまとめています。

確かめた公式の資料

確かめた日:2026年10月29日

試験の決まりは変わることがあります。申し込みの前には、必ず公式のページで最新の内容を確かめてください。