「どの資格から取るのがいい?」と考える時、目安の1つになるのが合格率です。この記事では、このサイトで扱う宅建・ITパスポート・日商簿記の合格率を、それぞれの試験を行う団体の公式の統計から1つの表に並べます。公式の勉強時間の目安は、ITパスポートの合格者アンケートのほかは確かめた資料に無いため、この表は合格率だけで作っています。

この記事のまとめ

  • 令和7年度(2025年度)の合格率は、宅建が18.7%、ITパスポートが48.6%でした
  • 日商簿記のネット試験(2025年4月〜2026年3月)の合格率は、2級が32.9%、3級が40.8%でした
  • 合格率は受けた人の中での割合で、資格ごとに受ける人が違うため、そのまま難しさの差とは言えません

合格率の表

資格・方式期間受験者数合格者数合格率
宅建令和7年度245,462人45,821人18.7%
日商簿記2級(ネット試験)2025年4月〜2026年3月141,072人46,351人32.9%
日商簿記3級(ネット試験)2025年4月〜2026年3月276,477人112,797人40.8%
ITパスポート令和7年度271,352人132,012人48.6%

この表の期間では、合格率の低い順に、宅建、簿記2級、簿記3級、ITパスポートでした。

方式や年で数は動く

同じ資格でも、方式や年によって合格率は変わります。

  • 宅建:過去10年の合格率は13.1%から18.7%の間です
  • 簿記の統一試験:第172回(2026年2月22日)は、2級が15.1%、3級が33.6%でした。同じ期間のネット試験より低くなっています
  • ITパスポート:令和3年度から令和7年度の5年間は、48.6%から52.7%の間です

数を見る時の注意

  1. 受ける人が違う:資格ごとに、受ける人の知識や準備の仕方が違います。合格率が高いから、誰にとってもやさしいとは言えません
  2. 合格の決まりが違う:宅建は50問の試験で合格基準点が年ごとに決まり、ITパスポートは総合評価点と分野別評価点の基準、簿記は70%以上が合格です
  3. 独学か講座かは分かれていない:どの統計も受けた人全体の数です

どれから始めるかの考え方

合格率に加えて、試験日の決まり方も選ぶ時の目安になります。ITパスポートと簿記のネット試験は会場が決めた日に受けられ、宅建は年1回、10月の第3日曜日です(IPAは、2026年12月28日からITパスポートなどのCBT方式の試験を一時休止する予定と知らせています。2026年10月29日に確認。会場によってはそれより前に休止になる場合があり、再開の時期は決まり次第知らされます)。くわしくは、各資格の記事と勉強の計画表を使って、受ける日から逆算してみてください。

よくある疑問

Q. いちばん受かりやすい資格はどれですか? A. この表の期間では、合格率がいちばん高かったのはITパスポートの48.6%です。ただし、受ける人が違うので、合格率だけで受かりやすさは決まりません。

Q. 勉強時間で比べた表はありますか? A. ITパスポートは、IPAが合格者アンケートの結果を「学習計画を考える際の一つの目安」として公開しています(ITパスポートの勉強時間にまとめています)。宅建・簿記は、確かめた公式の資料に勉強時間の目安がありません。そのため、この表は公式の合格率で並べています。

確かめた公式の資料

確かめた日:2026年10月29日(出典は2026年10月27日〜29日に取得)

数は公式の資料で更新されます。最新の数は、それぞれの公式ページで確かめてください。